食品コラム
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2000年09月06日(水) しょうが
 

生姜は古くから世界的に知られている香辛野菜です。日本へは中国から渡来して、サンショウのような辛味があるため薑(ハジカミ)とも呼ばれています。 原産地は明らかではありません。しかし、利用の起源が古いこと、インドや中国奥地に優良品を産することなどから、この地方が原産地としての可能性が高いと言われています。

 ショウガは香辛野菜としてきわめて重要で、世界的に食用や医薬工業用として幅広く利用されています。
漢方では生の状態で用いられることも多く、健胃、鎮嘔作用があり夏バテに効くそうです。
胃内停水による嘔吐やげっぷ、咳、しゃっくりなどの薬方に配合されています。体の新陳代謝を活発にし、保温効果もよく、風邪・腹痛・下痢をはじめ、冷え性や夜尿症にまでその効きめを発揮します。
 しょうがの辛味の成分は、結晶性のジンゲロン・油状のショウガオール芳香のジンゲベレン等、いずれも精油によるものです。これらには、胃液の分泌を促して、消化促進・食欲増進など、健胃に役立つ成分です。また、発汗解熱・咳きり・腫れをひかせる消炎・補温等にも用いられます。
特に、ジンゲロンは、腸チフス菌やコレラ菌等に対して強い殺菌力があります。アニサキスの幼虫を死滅させる効果もあります。


2000年08月30日(水) 夏の気抜けににんにく
 

夏も終わりに近づき、休みぼけ最中中抜けない時期です。
そんなときに気付けにニンニクなどを食したらいかがでしょう。

にんにくの原産地については、アフリカのジュンガリア原産説や中国原産説など諸説がありますが、中央アジアのキルギス地方原産説が有力のようです。
そこから西へ伝わって、紀元前3000年頃の古代エジプト王朝時代には、強壮食品としてタマネギとともに栽培されていたことが記録されています。
また紀元前1300年頃には、ピラミッド建設に従事した奴隷たちがにんにくを強壮用に食していたことがわかっています。
そのようにエジプトで愛用されていたにんにくは、まもなく地中海沿岸から古代ギリシア、ロ−マ、さらにはヨ−ロッパ全土へと広がってゆきました。
にんにくの東洋への進出ル−トは、エジプトからアラブ諸国、インド、そして漢へと伝わってゆきました。
一方、日本へのにんにくの渡来は定かではありませんが、紀元700年頃に中国から伝わって来たようです。

にんにくには、サチヴァミン複合体と呼ばれる19種類にもおよぶ有効成分が含まれています。
サチヴァミン複合体の作用を一言でいえば、「細胞を若返らせる」ことです。また、血漿コレステロ−ルを引き下げ血液の循環を良くしますので、高血圧・低血圧を正常化させます。
また、体力の増強、肝機能の回復促進作用、精力増進、増血作用、ビタミン類の体内留保などの効果があります。
また、細胞内に分解酵素アリイナ−ゼという物質を潜伏させることによって、他の動物などからやたらと食べられないようにしています。動物がにんにくを食べたりしたら、その臭いや辛い味によって食べる気を起こさせないようにしている訳です。
この、分解酵素アリイナ−ゼという物質こそ、あの強烈なにんにくの臭いの元なのです。

調理では、にんにくを180度以上に加熱すると、臭いの元であるアリイナ−ゼの活動を押さえるようになります。しかし、熱のためににんにくの有効成分の一部は消滅してしまいます。
加熱調理されたにんにく料理などでもそれなりに有効成分を摂取することはできますが、にんにくがもともと持っていた有効成分の量からはかなり減少してしまいます。


2000年08月23日(水) ずんだ餅
 

仙台の代表的な餅であるずんだ餅とは、枝豆をサヤごと塩を加えた沸騰湯でゆで、
サヤから豆を取り出して薄皮を除いてすり鉢ですりつぶし、砂糖と塩、水少量で味付けた餡を餅にからめた、
グリーンが目にも鮮やかな御菓子で、赤福餅の枝豆番といえば関西の人には理解しやすいと思います。
(実際には案の粒はずんだ餅の方が粗いですが)
伊達氏が陣中の食糧にしたのがはじまりと言われている。
語源は「じんだ」(こうじともちごめに塩を加えてならしたもの)からきたという説と、
「豆打」(これで「ずんだ」と呼びます)から来たという説があります。

餅自体は、多少粘りがある感じで、まさに赤福餅といった感じですが、
餡は、最初は青豆の匂いが口に広がってくどいといった感じですが、
徐々に馴れてくると、これがかなり癖になる味であるといえます。

仙台では、定食とセットだったり、茶屋にあったり、と至る所で食することができるらしいですが、
最近では、駅や空港でおみやげとしても売られています。いちばんおみやげで多く出回っているのが
あの”萩の月”で有名な「菓匠三全」の新製品「ずんだ餅」です。
ここの場合は最初冷凍で売られていて、自然解凍3,4時間でおいしく食べられるということです。
しかし、そのせいか賞味期限も次の日までということです。
    
実際に仙台でいただく時には、冷凍でない暖かいずんだ餅をいただけるんですよね。
暖かい餅の方が餡の枝豆の匂いがよく感じられます。

ちなみに東北の方では枝豆のことを「だだちゃ豆」と呼ぶそうです。


2000年08月09日(水) 盛岡冷麺
 

最近TVなどで注目を集めている盛岡冷麺ですがどういったと所から人気がでているのでしょう

まず具材ですが

・カクテキ・キュウリ・白ごま・ゆで卵・牛肉
ここでの特徴は牛肉がのっているぐらいでしょうか?

味の特徴としては
・乳白色で透明、強いコシのある麺の歯ごたえ
・甘みとコクのあるちょっと辛いスープ
・甘酸っぱさと酸味と辛さが絶妙なキムチ
・いつ食べてもきっちり冷えている

これだけ見ていると韓国(平壌)冷麺とそれほど変わらないような気もするのですが
大きな違いは「麺」にあります

「盛岡冷麺」は原料に「片栗粉」と小麦粉を使っているため乳白色の透明感のある色をしています。そして、簡単に噛み切れないくらい強い弾力(ゴムのような)があるのに対し、平壌冷麺は片栗粉ではなく「そば粉」を使うため色は黒っぽく、太さも「盛岡冷麺」よりずっと細く容易に噛み切れる麺です。

そのほかにもスープについては盛岡冷麺が牛骨取っただし汁をベースに作っているのに対して
平壌冷麺はトンチミという大根の水漬けの汁をベースにしています。

夏休みの時期なので遠出をして食べに行ってみたらいかがでしょう?


2000年08月02日(水) うどん〜その2
 

讃岐うどんにはそのうどんの食べ方にはいろいろなバリエーションがあります。
 
・麺を茹でる途中そのまま茹でた湯とともに鉢に入れて釜上げうどんにする。
・水で締めてそのまま出して醤油をかけて食べるのが醤油うどん。
・醤油に大根下ろしがつくと大根、ざるに盛りざる。

この3種類が出来立ての麺でしか作れないメニューになります。
できあがった麺を熱い湯に入れて出すと湯だめ、
暖め直してだしをかけてかけとなる。

これが基本となります。
そのほかにも様々なうどんがあります。

稲庭うどん

製法は手延べ素麺と同じ太さはうどんと素麺の中間、日本農林規格ではかろうじてうどんに分類されるそうです。 稲庭うどんが初めて文献に登場するのは寛文五年(1665)とされています。秋田藩主の御用製造を専らとし一子相伝で技を伝える稲庭(佐藤)吉左衛門家の始まりです。昭和20年代まで稲庭うどんを作っていたのは稲庭家と分家の佐藤養助家のみであった。元々が乾麺であり保存食贈答用として発達した麺である従って地元での食べる文化としては未発達です。

水沢うどん

関東では良く知られています。小麦の生産量が全国2位の群馬県はうどんの生産量を誇っています。400年前上州の小麦と水沢山の水で打った麺を参拝客に提供したことから始まるそうです。透きとおって柔らかいのにこしのある麺に特徴があるという水沢うどん、関東の他のうどんと同じくざるうどんが主流です。


五島うどん

 五島うどんは上五島に地域に伝わる手延べうどんの総称です。伝承では、鎌倉時代に元が日本に攻めてきたがそのとき出陣した船崎氏が捕虜にした中国人からうどんの製法を習い村人に伝えたのというのが知られています。

などいろいろとあります。


2000年07月26日(水) うどん〜その1
 

うどんはもともと空海(弘法大師)が唐からうどんの製法を持ち帰り、貧しい地元の民を救ったという伝説が残っています。実際の記述では奈良時代に発達した唐菓子の索餅、はくたく、こんとんが現在の所そのルーツとされています。
現在の通説ではこんとんが温飩そして饂飩(うどん)になったとされるが、形態から索餅、はくたくがうどんのもとになったという説もあります。現在の形のうどんは室町時代の半ば頃生まれ、元禄時代には江戸、京、大坂、そして琴平にうどん屋も出現しています。

うどんとは基本的に季節によって配合が違います。
夏は、小麦粉1000gに、食塩50g、水400g。
春と秋は、小麦粉1000gに、食塩40g、水410g。
冬は、小麦粉1000gに、食塩30g、水420g(20℃)。
厚くなるごとに食塩を増し、その分水を差し引きます。
それに伴い生地を鳴かす時間も夏は30分〜60分。
春秋は1時間〜2時間。冬は2時間〜3時間と違ってきます。

このあと、練りこみなど色々ありますが、調理するときに一番重要なのがゆで終えためんを0鍋からすくい上げ、冷水でよく洗うことです。手でもみながら、うどんの表面のヌメリをとりのぞきます。水洗いができたら、ざるに打ち上げ、玉取りをすると美味しく召し上がることができます。


2000年07月19日(水) そば
 

そば粉はでんぷんの粒子が細かく、タンパク質や脂肪を分解する酵素を持っているために、たいへん消化によいことが知られています。昔から、五臓六腑の垢を取る食べ物とされ、古い書物にも「たまった老廃物を排泄する」と記されています。そばは昔から健康食だったのです。

そばには、白米やパンに不足しがちなアミノ酸が豊富に含まれており、穀類の中ではタンパク質の栄養価が高いといわれています。昔、100日間の五穀(穀類や豆)を食べてはいけないという「行」があったそうですが、唯一そば粉を食べることだけ許されて、それで健康を保っていたそうです。一件頼りのなさそうなそばも良質タンパクがいっぱい含まれています。


2000年07月12日(水) 横浜ラーメン
 

 横浜で評判の高いラーメン屋として,「家系(いえけい)」と呼ばれるラーメン店の一群があります。.起源は新杉田の『吉村家』とされていますその味のスタイルを模倣した店であり,その多くは店名に「家」が付いていいますが、その亜流や便乗「家」のつかない家系もあり,その定義は基本的には定まっていません。

横浜ラーメンの特徴としてスープは,店によって若干の違いはありますが、豚のロース骨・ゲンコツ・鶏がら・昆布からとることが多く、長時間の加熱によりゼラチン質が溶け出して白濁しています。味は、醤油味ベースです。スープには、ねぎ・生姜で香りをつけた鶏の脂を添加するが、臭みが感じられずコクと旨味は横浜ならではの味でしょう。
 麺は太目でストレートが使われ、かん水の量はそれ程多くない。ゆで方によって、固さのみならず、味も若干変化します。
 関西ではあまり知られていない横浜ラーメンですが、一度食べたら忘れられない味であると思います。


2000年07月05日(水) 食中毒
 

夏になってくると、気になってくるのが食中毒の懸念があります。
そんなわけで食中毒予防の6つのポイントを紹介しましょう。
@食品の購入
冷蔵や冷凍など温度管理の必要な生鮮食品の購入は、最後にし、肉汁、
魚汁が他の食品に付かないようビニール袋などに包み、購入したら寄り
道せず、真っ直ぐ持ち帰るようにしましょう。
A保存
冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎに注意しましょう。目安は7割程度です。
肉や魚などはビニール袋に入れ、冷蔵庫の他の食品に肉汁などがかから
ないようにしましょう。
B下準備
生の肉や魚を切った後、洗わずにその包丁やマナ板で、果物、野菜な
ど生で食べる食品や、調理の終わった食品を切ることはやめましょう。
洗って熱湯をかけた後使うことが大切です。ラップしてある野菜やカッ
ト野菜もよく洗いましょう。
C調理
加熱して調理する食品は十分に加熱しましょう。もし、菌がいたとし
ても殺すことができます。目安は中心部の温度が75度で1分間以上加
熱することです。調理の前や調理中も必要に応じて、手指を洗浄消毒し
ましょう。
D食事
調理前の食品や調理後の食品は、室温に長く放置してはいけません。
清潔な手で清潔な器具を使い、清潔な食器に盛りつけましょう。
E残った食品
残った食品は早く冷えるように、清潔な浅い容器に小分けして保存し
ましょう。時間が経ち過ぎたら、思い切って捨てましょう。


2000年06月28日(水) 枝豆
 

ビールによく合うといえば枝豆ではないでしょうか?
もともと大豆の若さやなのですが、大豆より大粒で、甘味や香りがあるものを大豆の若さやを枝豆として食べるようになったのは200年以上前といわれます。

もともと「畑のお肉」といわれている大豆ですから、肉類に匹敵するたんぱく質をはじめビタミンB1、B2、カルシウムも豊富で、栄養価の総合力では野菜の中でもトップクラスです。特にビタミンB1はアルコール分解を促すので、お酒のつまみに最適!夏はビールに枝豆ってとり合わせは利にかなったものです。

日本で大豆をえだまめとして食するようになったのはいつころなのかというと、
「未熟な大豆を枝ごと取って食用にすることからエダマメに。あるいは、枝付き豆からえだまめ」と言われるようになったともされ、時期は、平安時代ごろから、この食べ方があったらしいのです。 
枝豆の緑は夏になるとより濃くなります。しかし収穫後、時間が経つほど味も栄養も急速に落ちます。そのため枝豆は「朝どり」がよいとされています。購入後は出来るだけ早目に調理を。その日に食べない場合は、塩茹でにして冷蔵庫か冷凍庫へ。 変色しやすいので収穫後の管理も大切。


さて、枝豆を美味しく茹でるには
まず、よく洗います。このとき塩をつけて塩の粒でえだまめの莢の毛をとるような気持ちでよく洗います。次に、たっぷりのお湯で、えだまめをゆでます。お湯の割合にえだまめが多いと、えだまめを湯の中に入れたとたん、湯の温度が下がり、なかなかゆであがらず、“煮豆”のようになりますので、注意してください。沸騰した湯の中に、少量の洗ったえだまめを入れます。塩も好みに応じて、適量いれます。約5〜10分でゆであがります。ゆで加減は、サンプルを実際に食べながら調整します。ゆであがった後も余熱で、ゆで具合が進行しますのでやや早めにゆで終わった方がいいようです。
ゆであがったえだまめは。ざるに移し、冷やします。この冷やしかたで、ゆであがりの色、歯ごたえ、風味が決まりますのでいろいろ試してみてください。
  


2000年06月21日(水) ビールの季節
 

さて、いよいよビールの季節が近づいてまいりました。一日散々働いて、熱いお風呂に入り仕事の汗を流した後は、冷凍庫でカチカチに凍らしたジョッキになみなみと注いで、ぐっとひと息で飲み干す…。ぐびぐびっと。そろそろビアガーデンもあちこちで始まってますし今夜辺りでも飲みに行ったらいかがですか?ところで、「日本のビールは薄くて飲めたもんじゃない」というものがありますが、そんな声に答えるかのようにどっしりとした地ビールがここ数年のうちに相次いで誕生していますね。またその一方で、とにかく軽くて飲みやすく値段もお手ごろな発泡酒の人気も急上昇。ビール・発泡酒のラインナップがにぎやかになって、選択の幅がかなりひろがってきました。
ところでビールと発泡酒の違いは「酒税法」における酒類の種類・品目の分類の相違であり、 @使用原料、A麦芽使用率の二面から定められます。
 酒税法上「ビール」に分類されるためには、使用できる原料は麦芽やホップ、米、とうもろこし、でんぷん等に限定されており、しかも、麦芽使用率も約67%以上が要求されています。一方、「発泡酒」に分類されるのは、麦芽を原料の一部とした発泡性を有する酒類で、ビールとしては使用できない原料を使用した場合や、麦芽使用率が約67%未満の場合です。
 また、発泡酒は、麦芽の使用割合に応じて酒税額が3段階となっており、麦芽の使用割合が50%未満の発泡酒の税額がビールに比して低額となります。
他にも色々な種類のビールがあります。

下面発酵ビール
嫌気性の酵母を使って発酵タンクの底部で発酵させて造るビール。イギリスのスタウト、エール、ドイツのケルシュバイツェンなど多数の種類があります。

上面発酵ビール
好気性の酵母を使って、発酵タンクの上面で発酵させて造るビールです。

アルトビール
ドイツで造られる濃色の上面発酵ビール。アルコール度数が高く濃い味わいのビールです。

ウィナービール
オーストリアで造られているやや色の濃い下面発酵ビール黄金色でコクがあります。

トラピストビール
麦100%の濃褐色ビールで修道院で造られる伝統的な手造りビール。ずっしりとした麦香と濃い舌ざわりは独特の味わいです。

フルーツビール
麦汁を2年以上熟成させ、その中にフルーツを半年間浸したビールや熟成させずにビールと混ぜたカクテルビールもあります。

ベルギーエール
大麦で造たれた上面醗酵の茶褐色のビールです。スパイスが効いた、芳香豊かで、口当たりのソフトな飲みやすいビールです。

修道院(アビイ)ビール
度数の高い濃色の上面醗酵ビールでトラピストビールと似た苦味の効いた味が特徴です。一般の醸造所が、むかし醸造所を所有していたトラピスト派以外の修道院から、昔ながらのレシピ・醸造方法を受け継いで造っています。

レッドビール
オーク樽で熟成した、上品でまろやかな味わいと芳醇な香りが特徴の深紅の上面醗酵ビールです。

ゴールデンエール
美しい金色の上面醗酵ビールで、口当たりがまろやかです。特にアルコール度数が高いものはストロングゴールデン・エールと呼ばれます。

ベルギーの地ビール
ベルギーにはランビックビールやホワイトビール等のカテゴリーに入らない個性的な、その土地独自の地ビールがあり、多種多様な味わいが楽しめます。

ビター
英語でホップのきいた大多数が生のビールのこと。名前のビターとは、ホップの苦みの意味。飲んだ後、酸味があり、色はブロンズから深い銅色。普通アルコール度数は3.75から4度でベストビターやスペシャルビターの場合4から4.75度。エキストラスペシャルは5.5度である。

モルトリカー
本当のリカーではなく、通常、アメリカの醸造所では一番アルコール度数の高いビールの事。また、ホップも少ない。モルトリカーとは、米国語で度数の強い(5から7.5度)ペールラガーの意味。頻繁に安く醸造されている。しかしながら一部の州ではモルトリカーを輸入物の度数の高いビールに分類している。

マイルドビール
英語で軽くホップされたエールのこと。ほとんどのマイルドはダークな茶色である。本来は職人たちに愛飲されていたが、近頃はそのブルーカラーのイメージのため、消費量が少なくなってきている。度数は3度前後だが濃度は高い。

オールドエール
オーストラリアではダークエールの事である。しかしイギリスでは程よい強さのダークエール(例えばオールドペキュリア)をさす。度数は6度弱であるがすべてオールドのつくエールはこのスタイルである。

ボック
ドイツ語でストロングビールの事。下面発酵で大麦より醸造される。ドイツではアルコール分が6.25度以上で、色は金色、茶色がかった黄色又はダークブラウンである。しかしドイツ以外ではボックビールはダークで、アルコール度数も色々である。通常は秋から春の間に飲まれるが、国によって異なる。

ブラウンエール
英国南部では、ダークブラウンのエールのこと。口当たりが甘く、アルコール度数は低い(3から3.5度)。東北部では赤色がかった茶色のエールで、アルコール度数は4.4から5度。少し酸味があり、茶色のフランダースビールもブラウンエールであるが、ブラウンエールという名は使っていない。

クリームエール
米国でのペールでマイルドな軽い口当たりのエール。ラガービールというブランドで造られているものがほとんどであるが、アルコール度数は大体4.5である。

ダークビール
多数の関連のないスタイルのダークビールがある。しかし、広い意味ではミュンヘンタイプのダークラガービールを指す。

ポーター
ロンドンスタイルのビールで一時は消滅したが、最近リバイバルで復活した。スタウトに比べるとライトで、最も原形に近いポーターはたぶんアメリカ、シェラ・ネバダ地方のマイクロブリュワリーが醸造している。アルコール度数は5度。しかし、一部の国ではポーターという名前はロースティな味で、下面発酵されたストロングビールに与えられている。

スコッチエール
スコットランドのエールは一般的にモルトが強調されている。現地では、一つのブリュワリーの製品がその強さや比重の違いから、ライト、ヘビー、エキスポート、そしてストロングに分類されることがある。アルコール度数は3、4、4.5、そして7から10である。また、時々スコッチエールは大変強くて、ダークでモルトが強調されているエールをさすこともある。

エール
イギリスで造られている淡色の上面発酵ビール。ホップの苦みがきいています。エールと言う言葉はビールのアングロサクソン語で、かつては広くビール全体のことを指していましたが、現在は色の薄いビールを指します。

黒ビール
乾燥の時に麦芽を強く焦がして、これにより黒色に着色したビール。麦芽の甘い香りと濃い味があります。度数は4%ぐらい。スタウトもこの一種です。この反対に淡色のビールは焙焦の浅い麦芽で造られます。

スタウトビール
イギリスの濃褐色ビール。強く焦がした麦芽を使用し苦みが強いです。度数も8%前後と高く、上面発酵で造られます。
スイートスタウト
マソケン社によって醸造されているスタイルでアルコール度数は3.75度だが、アメリカでは5度以上ある。
ドライスタウト
アイルランドスタイルでギネス社によって醸造されている。国内ではアルコール度数が4度、北アメリカではもう少し高く、トロピカルな国々では、8度ほどになる。
インペリアルスタウト
元々、昔、帝政ロシアで体を暖めるために飲まれていたスタウトでアルコール度数は7度から10度。


2000年06月14日(水) スペイン料理
 

 ひとくちにスペイン料理といっても、地域によって少しずつ違います。
例えば、ある地域ではフランス料理のプロバンス風に似ているし、アフリカに影響を受けたエスニックテイストのものになっている地域もあります。また全体的にみれば、オリーブオイルやニンニクを多用することから、イタリア料理にも似ています。
 地域別にもう少し詳しく見てみると…
 
北西部
(ガリシア、アストゥリアス、カンタブリア)
湿気が多く、カンタブリア海に面して、緑豊かな丘陵地帯が広がる地域です。豊富にとれる魚介類をつかったダイナミックな料理が特徴。ガリシアは、ケルト族の末裔といわれ、同系のフランスのブルターニュ地方やノルマンディ地方の料理ともよく似ている。カンタブリアのアンチョビは有名。

北東部
(バスク、ナバラ、アラゴン)
湿潤な気候のバスク地方。豊かな山海の幸にめぐまれ、ソースを多用する料理には定評がある。リオハはワインの産地で、ワインで煮込んだ料理が多い。ナバラのパンプローナでは良質のホワイトアスパラガスがとれる。

中央部
(カスティーリャ)
大陸性気候で雨が少なく、乾いた荒々しい大地が広がる地域。牧畜が主産業で、コシードという野菜と子羊や贓物の煮込みのような素朴な料理が多い。アサード(ロースト)が代表的な調理法で、仔豚の丸焼きは有名。野鳥や野生動物、川ますなどもよく使われる。

南部
(エストゥレマドゥーラ、アンダルシア)
エストゥレマドゥーラは、ポルトガルに接する山岳地帯で、牧畜が中心。各地でハモンセラーノが作られている。アンダルシアは、アフリカ大陸に近く、暑くて乾燥している地域。イスラム色の強い宗教的祭事にともなった料理や冷製のもの、エスニック風が多い。

地中海沿岸
(ムルシア、バレンシア、カタルーニャ、バレアス諸島)
温暖な地中海性気候。豊富な野菜と果実、地中海の魚介類に恵まれた地域。華やかで洗練されたイタリア、フランスの影響を受け、サラソン(干し物)や魚卵の塩漬け、腸詰めなどを使った料理も多い。ムルシア・バレンシア・アリカンテ一帯はパエリヤなどの米料理の本場。マヨルカ島のアリオリソースはマヨネーズの元祖。


 スペイン料理は、パエリヤを代表とする米やイカやタコなどの魚介類など日本人になじみのある食材が多いのも嬉しいです。
そんなスペイン料理の特徴というと…

●ソースに凝るよりも、新鮮な素材そのものを味わう料理が多い。
●スパイスは、パプリカ、こしょう、サフラン程度で、あまり多くは使われない。
●生ハムや腸詰めなどが発達しており、だしの材料にもなっている。
●オイルといえばオリーブオイル。テーブルオリーブ(ピクルス)も日常的に食される。
●野菜ではにんにく、たまねぎ、じゃがいも、トマト、魚介類ではイワシやタラ、肉類では豚や鶏などの食材が多く使われる。

 ということで、オリーブオイルが普及した今、日本でも作りやすい条件がそろってます。そもそも16世紀から、南蛮船を通じて食文化の交流があったスペインと日本。口にあわないわけがない! 日本の和食器にもぴったりです。まずは、どれかひとつ、食べたい料理を選んで作ってみてください。きっと、スペイン料理のとりこになることでしょう。


2000年06月07日(水) ジンギスカン
 

ジンギスカン料理の起こり


・ジンギスカン料理は、昭和11年におこなった料理講習会でそのおいしさを味わった人たちが徐々に広めていったと言われている。また、昭和26年に観光協会が東屋を建て信州新町への来客をもてなしたのが評判になり信州新町のジンギスカン料理が世間に広まった。

◎ジンギスカン(マトン)とラム肉のお話 

「マトン」は2〜7才の羊の肉です。同じく「ラム」は1才までの仔羊の肉です。「ラム」は脂肪が少なく羊特有のニオイも「マトン」ほど無く、肉質もやわらかで欧米諸国や産出国のニュージーランドやオーストラリアあたりでは、高級食品として賞味され美容にも良いとされています。

(植物油による調理が動物脂肪を包んで体内に入るのでコレステロールのたまることが少ないとの事です。)

◎お召し上がり方法 

低脂肪高蛋白で柔らかく栄養バランスの良い羊肉を、各社自慢のタレで味付けして有ります。
タレはベースに野菜(タマネギ・生姜・にんにく)、味噌、リンゴ果実、ごま油等を加えたりして各社独自の風味を出しています。
タマネギ、じゃがいも、ピーマン、もやし等お好みの野菜を添えながら、ホットプレート・ジンギスカン鍋、鉄板焼等でジュージューと焼いてお召し上がり下さい。
一緒に飲むビールも最高です。最後にうどんを入れると焼きうどんを楽しむことができます。

焼き方は、やはり炭焼きが一番ですが、どの焼き方でも熱いうちに召し上がるのが美味しくたべる秘訣です。
長期保存をする場合はフリーザーで冷凍保存してください。


2000年06月01日(木) スパム
 

スパムとは米国のホーメル・フーズという会社によって製造販売されています。スパムは、良くハムと混同されることが多いですが、実際には「ランチョン・ミート」と呼ばれる加熱食肉製品です。豚の肩肉とハムを挽いたものに塩、砂糖、水、亜硝酸ナトリウムを加え、乾燥加工後缶詰にして密封し、日付を入れて出荷されます。1937年から製造、販売が始まりました。しかし、その人気に火が付いたのは第二次世界大戦中で、当時、牛肉の配給がきびしく制限された英国では、唯一何週間も続けて食べられる肉らしい食品がスパムでした。

ところで、よく耳にするスパムメールと呼ばれることですが。
不特定多数の人をターゲットに、どこからともなく送られてくるくだらない広告メールは、なぜゆえに「スパム」と呼ばれるのでしょうか?筆者がインターネットを調べた限り、そのルーツはモンティ・パイソンという70年代のイギリスのコメディ番組にあるという事がわかりましたが、それともう一つ有力な説として、南カリフォルニア大学のコンピュータ研究所が、迷惑な電子メールは、加工肉食品の品質に共通する点があると言い出したことから始まったというものがあります。

モンティパイソン説

モンティ・パイソンの寸劇のひとつに、ある夫婦がカフェ(この夫婦以外の客は全員がヴァイキング)で朝食を注文すると、そのカフェのメニューは、全ての料理にスパムが使われている。そして夫人が「スパムは嫌いよ、スパムが入っていない料理はないの?」と文句を言うと、ヴァイキングの一団が「スパム、スパム、スパム、かわいいスパム!素晴らしいスパム!」と迷惑なコーラスを繰り返すというものがあった。この事から、見知らぬ広告主によって(つまり、欲しくもないものを)繰り返し送られてくる悪質な広告メールが、スパムと呼ばれるようになった。

PC Webopaediaというコンピュータ用語に関するオンライン・ディクショナリーは、モンティパイソンのスパム・ソング(無価値な文字の終わりのない繰り返し)以外にもう一つの有力な説を付け加えている。南カリフォルニア大学のコンピュータ研究所が、迷惑な電子メールは、加工肉食品の品質に共通する点があると言い出したことから始まったというものだ。Webopaediaには、「誰も望まない、頼んだおぼえもない。かつて誰も食べたことがない。たまにおいしいと感じることもあるが、それは1%のジャンクメールが一部の人にとって有用であるのと同じだ」とある。

いずれにしてもスパム・メールのほとんどは、名前も聞いたことのないような会社のネズミ講もどきの勧誘や、あるいはアダルトサイトの客寄せなどを目的に一方的に送られてきます。皆様も気をつけましょう。